四季の玉手箱

日本の四季折々をお届けします

七十二候:霜止出苗(しも やみて なえ いずる)

季節は確実に進んでいます。明日からの5日間、季節と共に過ごしませんか。 七十二候:霜止出苗(しも やみて なえ いずる) 4月24日〜28日 — 霜が去り、苗が静かに育ちはじめる — □ 自然のうつろい朝晩の霜が見られなくなり、田畑では苗が健やかに伸び始め…

七十二候:葭始生(あし はじめて しょうず)

">季節は確実に進んでいます。今日から「穀雨」です。今日からの五日間、自然とともに過ごしませんか。穀雨 4月19日〜5月4日七十二候:葭始生(あし はじめて しょうず) 4月19日〜23日 — 水辺に、新しい命が芽吹くころ —□ 自然のうつろい川辺や湖沼の水際に…

シリーズ卑弥呼は実在したのか

■ 第1回 卑弥呼は実在したのか?問いの前提を疑う 卑弥呼は実在したのか。 この問いは古代史において繰り返されてきたテーマです。 しかしこの問いは、「卑弥呼=一人の人物」という前提に立っています。 この前提自体を見直す必要があるのではないか、とい…

シリーズ魏志倭人伝とは 最終回

魏志倭人伝を読み解くために これまで見てきたように、 魏志倭人伝は構造として読む必要があります。 そのための整理として、 一冊の書籍にまとめました。 ▼書籍はこちらhttps://amzn.to/3Q8NtwT

シリーズ 魏志倭人伝とは 第3回

■ 魏志倭人伝の構造 この史料は、 一定の順序で構成されています。 その順序を無視すると、 本来の意味を見失う可能性があります。 構造として読むことが重要です。

七十二候:虹始見(にじ はじめて あらわる)

今日からの5日間、自然とともに過ごしませんか。七十二候:虹始見(にじ はじめて あらわる) 4月14日〜18日 — 春の雨に、虹が姿を現すころ —□ 自然のうつろい春の雨が増え、雨上がりの空に虹が現れ始める頃です。「虹始見」は、 冬の乾いた空気が和らぎ、…

シリーズ 魏志倭人伝とは 第2回

シリーズ 魏志倭人伝とは 第2回 共立という謎 倭国では、 一人の女性が王として選ばれました。 この「共立」という仕組みは、 どのような背景を持っていたのでしょうか。 単なる出来事としてではなく、 構造として考える必要があります。

七十二候:鴻雁北(こうがん きたへかえる)

今日からの5日間、自然とともに過ごしませんか。 七十二候:鴻雁北(こうがん きたへかえる) 4月9日〜13日 — 雁が北へ帰り、春の空に命が巡る — □ 自然のうつろい 冬を越した雁が北の国へ帰る頃です。 「鴻雁北」は、春の生命が再び動き出し、空や大地に活…

シリーズ 魏志倭人伝とは 第1回

■ 第1回 ■ 魏志倭人伝は本当に読まれているのか 魏志倭人伝は、卑弥呼や邪馬台国を語る上で欠かせない史料です。 しかし実際には、その一部だけが引用されることが多く、全体として読まれることはあまりありません。 断片で理解された史料は、どこまで正確な…

シリーズ 卑弥呼とは何者だったのか

シリーズ 卑弥呼とは何者だったのか 第7回 卑弥呼の死後、倭国はどうなったのか 『魏志倭人伝』は、卑弥呼の死後の倭国についても記録を残しています。 そこには、次のように書かれています。 卑弥呼以て死す。 更に男王を立てたが、国中服さず。 更に相誅殺…

七十二候:玄鳥至(つばめ きたる)

またまた更新が遅れました。<(_ _)> 季節は確実に進んでいます。 今日からの4日間、自然とともに過ごしませんか。 【4月】清明~穀雨 清明 4月4日~4月18日 七十二候:玄鳥至(つばめ きたる) 4月4日〜8日 — つばめが帰り、春の訪れ — □ 自然のうつろい 春…

邪馬台国は「読めない」のか?新しい視点で見えたもの

・問題提起(読めないと言われる理由)・今回の視点(神社系譜+竹内文書)・線で見るという考え方・結論を出さない意味 今回の内容は、書籍として整理しています。 まずは数ページだけでもご覧ください👇 (無料で読めます) https://amzn.to/4szmbgZ

七十二候:雷乃発声(かみなり すなわち こえをはっす)3月30日〜4月3日 — 春雷が鳴り、万物に活気が戻る —

明日からの5日間、自然とともに過ごしませんか。 七十二候:雷乃発声(かみなり すなわち こえをはっす) 3月30日〜4月3日 — 春雷が鳴り、万物に活気が戻る — □ 自然のうつろい 春の暖かい空気と湿気が増し、雷が鳴り始める頃です。 「雷乃発声」は、冬の眠…

シリーズ 卑弥呼とは何者だったのか 第6回 卑弥呼の墓はどこにあるのか

シリーズ 卑弥呼とは何者だったのか 第6回 卑弥呼の墓はどこにあるのか 『魏志倭人伝』には、卑弥呼の死についても記録が残されています。 卑弥呼以て死す。 大いに冢を作る。径百余歩。 徇葬する者、奴婢百余人。 卑弥呼が亡くなると、 大きな墓が築かれた…

シリーズ 卑弥呼とは何者だったのか 第5回 邪馬台国はどこにあったのか

シリーズ 卑弥呼とは何者だったのか 第5回 邪馬台国はどこにあったのか 卑弥呼の話になると、必ず出てくる問いがあります。 それは 邪馬台国はどこにあったのか。 この問題は、長い間議論され続けてきました。 現在、大きく分けると二つの説があります。 一…

七十二候:桜始開(さくら はじめて ひらく)

明日からの5日間、自然とともに過ごしませんか。七十二候:桜始開(さくら はじめて ひらく) 3月25日〜29日 — 桜の花、春にほころぶ —□ 自然のうつろい 春の陽気が増し、桜の花が枝先でほころび始める頃です。 「桜始開」は、冬を越えた自然が華やぎ、春の…

シリーズ卑弥呼とは何者だったのか   第4回 なぜ倭国は卑弥呼を共立したのか

シリーズ 卑弥呼とは何者だったのか 第4回 なぜ倭国は卑弥呼を共立したのか 『魏志倭人伝』には、卑弥呼の登場について次のような記述があります。 倭国乱れ、相攻伐すること歴年。 乃ち共に一女子を立てて王と為す。名づけて卑弥呼という。 倭国では長い間…

新刊『卑弥呼は実在したのか』を出版しました

新刊『卑弥呼は実在したのか』を出版しました。 本書は、三世紀の倭国を記した史料である魏志倭人伝を手がかりに、卑弥呼という存在を改めて問い直す試みです。 従来の議論では、「卑弥呼は実在したのか」「邪馬台国はどこにあったのか」という問いが中心と…

シリーズ 卑弥呼とは何者だったのか  第3回 卑弥呼の「鬼道」とは何だったのか

シリーズ卑弥呼とは何者だったのか第3回 卑弥呼の「鬼道」とは何だったのか『魏志倭人伝』は、卑弥呼について次のように記しています。 「卑弥呼、鬼道を事とし、よく衆を惑わす。」 ここに登場する「鬼道」という言葉は、卑弥呼を理解するうえで非常に重要…

七十二候:雀始巣(すずめ はじめて すくう)

今回は間に合いました(笑) 明日からはもう春分です。明日からの5日間、自然とともに過ごしませんか。春分 3月20日〜4月3日七十二候:雀始巣(すずめ はじめて すくう) 3月20日〜3月24日 — 雀が巣作りを始め、春が本格的に動き出す —□ 自然のうつろい寒さが…

シリーズ 卑弥呼とは何者だったのか 第2回 なぜ日本の歴史書は卑弥呼を書かなかったのか

シリーズ卑弥呼とは何者だったのか第2回 なぜ日本の歴史書は卑弥呼を書かなかったのか前回は、中国の史書『魏志倭人伝』に登場する「倭の女王・卑弥呼」について触れました。三世紀、倭国には卑弥呼という女王が存在し、人々は彼女を共に立てて王としました…

七十二候:菜虫化蝶(なむし ちょうとなる)

またまた更新が遅れました。 今日からの3日間、自然とともに過ごしませんか。 七十二候:菜虫化蝶(なむし ちょうとなる) 3月15日〜19日 — 菜の花に揺れ、蝶の舞 — □ 自然のうつろい 菜の花が咲き誇る畑や野原で、幼虫が蝶へと変化を始める頃です。 「菜虫…

卑弥呼とは何者だったのか 第1回

本日より新たなシリーズを始めます。全8回を予定しています。 シリーズ 卑弥呼とは何者だったのか 第1回 中国史書に突然現れる「倭の女王」 私たちは「卑弥呼」という名前をよく知っています。 学校でも学び、古代史の話題でも頻繁に登場します。 しかし、…

七十二候:桃始笑(もも はじめて さく)

今回も1日遅れです。今日からの4日間、自然とともに過ごしませんか。七十二候:桃始笑(もも はじめて さく) 3月10日〜14日 — 桃の花、春に笑う —□ 自然のうつろい 春の訪れを告げる桃の花が、静かに枝先でほころび始める頃です。 「桃始笑」は、大地が色…

「忘れてはいけない記憶 ― 風の電話 ―」

「忘れてはいけない記憶 ― 風の電話 ―」3月11日になると、思い出す場所があります。岩手の丘の上にある「風の電話」です。線はつながっていません。それでも受話器を手に取る人が後を絶たないと聞きます。そこでは、こんな声が風に向かって語られてきました…

七十二候:蟄虫啓戸(すごもりのむし とをひらく)

完全にすっ飛ばしてしまいました。 ごめんなさいm(__)m 季節は『啓蟄』に入っています。 明日迄と短いですが、自然とともに過ごしませんか。 【3月】啓蟄~春分 啓蟄 3月5日~19日 七十二候:蟄虫啓戸(すごもりのむし とをひらく) 3月5日〜9日 — 冬ごもり…

七十二候:草木萌動(そうもく めばえいずる)

今日からの五日間、自然とともに過ごしませんか。七十二候:草木萌動(そうもく めばえいずる) 3月1日〜5日 — 命芽吹く、春の兆し —□ 自然のうつろい冬の寒さが和らぎ、土の中では芽が動き始めます。草木の新芽が顔を出し、春の息吹が確実に大地に広がる頃…

七十二候:霞始靆(かすみ はじめて たなびく)

ごめんなさいm(__)mまたまた連絡が遅れてしまいました。今日からの3日間、自然とともに過ごしませんか。七十二候:霞始靆(かすみ はじめて たなびく) 2月24日〜28日 — 春の霞、柔らかな光 —□ 自然のうつろい冬の冷たさが徐々に和らぎ、朝夕に霞がたなびく…

七十二候:土脉潤起(つちのしょう うるおい おこる)

また一つ、季節が進みました。 今日からの5日間、自然とともに過ごしませんか。 雨水 2月19日〜3月4日 七十二候:土脉潤起(つちのしょう うるおい おこる) 2月19日〜23日 — 大地が潤い、春の準備 — □ 自然のうつろい 冬の乾いた大地が、雪解け水や雨でしっ…

「専守防衛」とは

「専守防衛」とは なぜ今、専守防衛を問い直すのか。 そう考え続けた結果、一冊の本になりました。 「専守防衛」とは、本当に“守り”なのでしょうか。 この一冊は、賛成か反対かを論じる本ではありません。 その言葉の内側にある前提を、一つずつ丁寧に問い直…