
皆様、あけましておめでとうございます。
元旦の今日から、自然とともに新たな1年を過ごしませんか。
□ 自然のうつろい
一面を覆う雪の下で、麦はすでに芽を伸ばし始めています。
外からは何も変わっていないように見えても、大地の中では、春に向けた命の準備が確かに進行し ています。
「雪下出麦」は、“まだ見えないけれど、確実に始まっている成長”を教えてくれる候 です。
年の変わり目にふさわしい、静かな希望を含んだ節気といえるでしょう。
□ 暮らしの知恵
この時期は、結果や成果を急がないことが大切です。
・新年の抱負を細かく決めすぎない
・行動よりも「方向性」を意識する
・始めるより、整えることを優先する
雪の下の麦のように、今は「外に見せない準備」を重ねる時間です。 焦らず、足場を固めていきましょう。
□ 男女別に行うとよいこと
● 男性
新年早々、何かを成し遂げようと気持ちが前に出やすい時期です。
しかし今は、目標を公言するよりも、自分の中で静かに構想を練る方が向いています。
今年「育てたい力」や「続けたい習慣」を紙に書き出して整理するのがおすすめです。
● 女性
心の奥にある「こうありたい自分」に耳を澄ませる時期です。
新しい年に何を足すかよりも、どんな心持ちで過ごしたいかを大切にしましょう。
部屋の空気を入れ替える、寝具を整えるなど、暮らしの環境づくりも気分を支えてくれます。
□ 男女別の注意点
● 男性
・年始の気の緩みによる生活リズムの乱れ
・飲食の過多や夜更かしに注意が必要です
● 女性
・年末年始の疲れが遅れて出やすい時期
・冷えやすいため、首・足元を特に温めましょう
□ 養生(食と身体)
冬の体を内側から支える食事が向いています。
・雑穀ごはん、麦入りごはん
・白い根菜(大根、かぶ)
・発酵食品と温かい汁物 動きすぎず、休みすぎず。
規則正しい生活のリズムを戻すことが、年始の養生になります。
□ 心の整え方
雪の下で芽吹く麦は、人に急ぐことを求めません。
・今はまだ形になっていなくてよい
・人に見えなくてよい
・自分の中で育っていれば、それで十分
新しい年の始まりは、「大きく動くこと」ではなく「正しい方向で静かに根を張ること」から始まります。
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必要な折に、そっと手に取っていただけましたら嬉しく思います。