四季の玉手箱

日本の四季折々をお届けします

七十二候:鶏始乳(にわとり はじめて とやにつく)


七十二候:鶏始乳(にわとり
はじめて とやにつく)

       130日〜23

    — 命をつなぐ、静かな準備

 

□ 自然のうつろい

 

寒さの底にあるこの頃、鶏が卵を産む準備に入ると伝えられています。

外の景色はまだ冬そのものですが、生きものの内側では、 次の命へ向かう動きが静かに始まっています。

「鶏始乳」は、表に現れない変化の確かさを教えてくれる候です。

 

□ 暮らしの知恵

 

この時期は、 「始めるための整え」を意識します。

・環境を清潔に保つ

・生活の無駄を見直す

・体力を消耗しすぎない

目立った成果はなくても、土台づくりは着実に進めておきましょう。

 

□ 男女別に行うとよいこと

  • 男性

外で結果を求めるより、役割や責任の整理に向いた時期です。

今後に備え、優先順位を書き出してみることで、無理のない流れが見えてきます。

 

  • 女性

心身の「備え」を整える候です。 生活リズムや食事、睡眠を見直し、

自分を守る意識を大切にしましょう。 次に動くための、大切な安定期です。

 

□ 男女別の注意点

  • 男性

・成果を焦らない

・疲労や睡眠不足を軽視しない

 

  • 女性 

・心配事を一人で抱え込まないこと

・冷えや自律神経の乱れ

 

□ 養生(食と身体)

滋養を蓄える食事が向いています。

・卵 ・鶏肉      

・白米、雑穀

・温かい汁物

消化のよいものを中心に、体力を回復させましょう。

 

□ 心の整え方

命は、突然始まるのではありません。

十分な準備と、静かな時間の積み重ねの中で、自然に巡ってきます。

・今は備えの時

・外から評価されなくてもよい

・静かな努力を大切にする

そう理解できた時、心は穏やかになります。

 

次回の「候」もお楽しみに。

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